心因性EDの原因とその治療方法

心因性EDの原因は、体そのものにはありません。心理的・精神的な要因から起こるのが特徴です。例えば、うつ病や統合失調症による疾患など精神的な病気からくるものもあれば、仕事でのストレスや夫婦関係の問題などもあります。また、幼少期のトラウマが原因で起こることもあります。

 

男性ならば誰にでも起こる可能性はあり、原因はそれぞれ異なります。心因性EDは、大きく分けると「現実心因」と「深層心因」の2つに分けられます。

 

このうち、失恋や離婚、夫婦の不仲、職場でのストレス、男性器のコンプレックス、経済的不安、など日常生活のストレスから起こるのが「現実心因」です。性行為とは関係ないような、仕事でのストレスなどが原因となることもあります。

 

これに対して、日常生活のストレスは関係なく、心の奥に潜んでいた怒りや悲しみ、不安などが影響して起こるのが「深層心因」のEDです。幼少期のトラウマの他、パートナーへの愛憎、エディプス・コンプレックス(近親相姦)、ホモセクシュアル、などがこれに含まれます。

 

「現実心因」に比べると「深層心因」は本人が気付いていないケースが多く、まずはそれを見つけ出さなければならないので、治療に時間がかかることが多いです。

 

心因性EDの治療方法では、「心理療法」か「PDE5阻害薬」による治療が一般的です。

 

「心理療法」はカウンセリングや行動療法など、心理学的なアプローチによって改善していく方法です。カウンセリングは専門家によって行われ、じっくり話しをして、それを繰り返すことで効果をあげていきます。パートナーとの不仲などが原因の場合には、パートナーに同席してもらうと効果が上がる場合もあります。

 

「PDE5阻害薬」による治療法は、バイアグラなどの器質性(体の不具合によって起こる)EDの治療に使われる薬を用いる方法です。性行為に対して自信がなくなっている時に使うことで、自信を取り戻させて改善する効果が期待出来ます。